介護ストーリーは突然に

突然介護をしなくてはならなくなった中年男性の日記です

2023-01-01から1年間の記事一覧

カテーテル手術

前回の肺炎発症から二週間程度経ち、ようやくじじの体調も回復してきた所、カテーテルの手術を行う為に、事前の説明を聞きに病院へ行ってきました。 レントゲンを見ながら医師の方からお話を聞いたのですが、今回の心筋梗塞で心肺停止に至った原因となる血管…

危険信号再び

カテーテルの手術をする予定だったじじですが、予定日近くになった数日後に病院から電話があり、体の調子が思わしくなくどうやら肺炎気味になっているとのこと。 意識もあまりなく、最悪の場合肺炎でも命の危険があるとのこと。 ここに来てまた危険信号再び…

ぼーっとしてる

3/7 意識を取り戻してから数日、病院からは様態が急変した時は連絡をもらうようになっているが、連絡がないということは安定してるのだろう。 そう思い、ここ数日を過ごした。 この日は面会の許可が出たので、また父の姿を見に行くことに。 緊急治療室から一…

奇蹟が起きた

3/3 病院から電話があった。 ここ数日間病院からの着信がなるととても胸がざわつき臆病になっている自分がいると感じる。 生死を彷徨っている人の家族、連絡を待つ家族、みなこういう気持ちでいるんだろうな。 不安な気持ちのまま電話に出ると 「お父様は意…

目を覚ましたが意識はなく

3/1 病院から連絡があり、父が目を覚ましたと連絡があった。 すぐに病院に駆けつけ医師から説明を受けた。 目を覚ました、といっても意識が戻ったわけではなく文字通り目が開いただけで、視点が定まらない状態。 グルグルと目ん玉が定まらず、開いたと思った…

そこに命はあるのに

2/28 眠れない夜があけて三日目の朝。 今日は決断をしなくてはいけない時だった。 今の父の状態は生かされているだけ。 人工呼吸を外せば、自分の力では呼吸もままならない状態。 脳は心臓停止の影響で脳梗塞が起き、確実に障害は残りこの先目覚める確率は低…

延命の選択

2023/2/27 突然の心肺停止の知らせから一日たった。 ほとんど眠れないまま朝を迎えてしまったが、今日は昼ころに病院から連絡が入った。高まる心臓の鼓動を抑えきれず電話に出ると、すぐに病院へ来てほしいとあり病院へ向かった。 医師 「意識はまだ戻りませ…

介護は突然に

2023/2/26のお昼ごろ それは一本の知らせから始まりました。 警察の方 「ご家族の方ですか?じじ(以後、父の仮名とします)さんが突然心肺停止で倒れまして病院に搬送をされました。至急こちらに来て頂けますか?」 「は?え?どういう?え?」 といった感…