介護ストーリーは突然に

突然介護をしなくてはならなくなった中年男性の日記です

介護認定調査をしなくてはならない

リハビリも続き、5月にも入る頃。

本当なら転院する前にするはずだった介護認定調査をすることになりました。

転院してすぐには調査ができなかったために、少し体の様子を見て行うことになったので転院から2週間程度で調査員の方が病院に来て、介護士さんや主治医から意見書を書いてもらい、調査員さんの調査を元に審査がされるというものです。

 

じじさんの場合、高度脳機能障害になっている為、本来なら介護をする人間(この場合は私)の意見なども聞き取り調査をするらしいのですが、入院してる間は家族の同席はなしで、病院の診断と調査員の判断に委ねられることになりました。

 

介護認定調査というのは「身体機能・起居動作」「生活機能」「認知機能」「精神・行動障害」「社会生活への適応」という5項目から現在の状況をチェックします。

 

身体機能は入院から寝たきりが多かったため、下半身の筋肉は急激に衰え、明らかに細くなっていたので、自立して歩くのは難しい状況でした。

心肺停止からの脳梗塞で右手の麻痺はあるものの、足はなんとか動く状況ですが座位を保てるのも10分程度。

排泄はトイレまで連れてってもらって介助しながらではないとダメ、歯磨き、洗顔、整髪などは無理、衣類の着脱はリハビリで少しはできるようになってきたものの、やはり介助が必要。

 

認知機能は、意思の伝達は少しずつできるようになってきたものの、やはり言葉を思い出すのは時々怪しい感じ、自分の名前は言えるけど生年月日はスムーズに言えず、特に自分は今いる場所に関してが厳しく、病院にいるという事ができていないようだった。

 

あとは、情緒がとても不安定で、夜になると少し攻撃性が出てくる。どうやら暗くなることで警戒心がますらしいとのこと。普段大声を出さないじじさんでしたが、まれに自分の思い通りにならないようなことがあると、大きな声を出し苛立ちを隠せないような事が多いようでした。

 

認定調査の時の自分からみたじじさんはこんな感じ。

 

果たして、結果はどうなるのか…。

介護保険でまかなえる事って段階によってすごく変わってくるので、ここでの認定結果は今後に大きい影響が出てくるのです。

結果は1〜2ヶ月後とのこと。