介護ストーリーは突然に

突然介護をしなくてはならなくなった中年男性の日記です

ケアマネージャー探し

6月にもなると、リハビリにもなれてきたようなじじさん。 簡単な数式の計算や漢字の書き取りなんかは問題なくできるものの 図形の問題になるとてんでダメ。どうやら空間把握能力に異常ありのようです。 記憶障害の方も変わらずで、面会に行く度に家族の事を…

介護認定調査をしなくてはならない

リハビリも続き、5月にも入る頃。 本当なら転院する前にするはずだった介護認定調査をすることになりました。 転院してすぐには調査ができなかったために、少し体の様子を見て行うことになったので転院から2週間程度で調査員の方が病院に来て、介護士さんや…

プリズン・ブレイク

さて、4月からリハビリ専門の病院へ転院をして数日。 リハビリの様子はコロナも少し落ち着いてきた事もあり、事前予約は必要なものの見学ができるようになっていました。 面会に訪れると、何故か必ず私の顔を見て泣き出すじじさん。 なんで、泣いているのか…

転院先へ移動

転院先の候補を複数出してもらい、現在の状況から受け入れできるところを何箇所か出してもらい結局決めたのは隣市にある病院。偶然にも友人の住んでいるマンションの隣の病院だったので、よく通ったことはあるが中に入ったことはない病院でした。 こちらで転…

転院先を探さなくてはいけない

一般病棟に移ってリハビリを開始したじじ。 この頃になると、命にかかわるような危険な状態はなくなり、家族の方も精神的には落ち着いた感じになりました。 病院のリハビリ科では、体のリハビリ、そして脳のリハビリをすることになりましたが急性期を脱した…

リハビリを開始しましょう

カテーテル手術が終わって数日様子を見ることになったじじ。 喉は気管挿管の影響でまだ炎症があり、うまく食べ物が飲み込めないために食事は基本的に軟飯。おかずもとろみをつけて細かく切ったものを食事で出してもらってました。 ただ、食欲は普通にあるみ…

カテーテル手術

前回の肺炎発症から二週間程度経ち、ようやくじじの体調も回復してきた所、カテーテルの手術を行う為に、事前の説明を聞きに病院へ行ってきました。 レントゲンを見ながら医師の方からお話を聞いたのですが、今回の心筋梗塞で心肺停止に至った原因となる血管…

危険信号再び

カテーテルの手術をする予定だったじじですが、予定日近くになった数日後に病院から電話があり、体の調子が思わしくなくどうやら肺炎気味になっているとのこと。 意識もあまりなく、最悪の場合肺炎でも命の危険があるとのこと。 ここに来てまた危険信号再び…

ぼーっとしてる

3/7 意識を取り戻してから数日、病院からは様態が急変した時は連絡をもらうようになっているが、連絡がないということは安定してるのだろう。 そう思い、ここ数日を過ごした。 この日は面会の許可が出たので、また父の姿を見に行くことに。 緊急治療室から一…

奇蹟が起きた

3/3 病院から電話があった。 ここ数日間病院からの着信がなるととても胸がざわつき臆病になっている自分がいると感じる。 生死を彷徨っている人の家族、連絡を待つ家族、みなこういう気持ちでいるんだろうな。 不安な気持ちのまま電話に出ると 「お父様は意…

目を覚ましたが意識はなく

3/1 病院から連絡があり、父が目を覚ましたと連絡があった。 すぐに病院に駆けつけ医師から説明を受けた。 目を覚ました、といっても意識が戻ったわけではなく文字通り目が開いただけで、視点が定まらない状態。 グルグルと目ん玉が定まらず、開いたと思った…

そこに命はあるのに

2/28 眠れない夜があけて三日目の朝。 今日は決断をしなくてはいけない時だった。 今の父の状態は生かされているだけ。 人工呼吸を外せば、自分の力では呼吸もままならない状態。 脳は心臓停止の影響で脳梗塞が起き、確実に障害は残りこの先目覚める確率は低…

延命の選択

2023/2/27 突然の心肺停止の知らせから一日たった。 ほとんど眠れないまま朝を迎えてしまったが、今日は昼ころに病院から連絡が入った。高まる心臓の鼓動を抑えきれず電話に出ると、すぐに病院へ来てほしいとあり病院へ向かった。 医師 「意識はまだ戻りませ…

介護は突然に

2023/2/26のお昼ごろ それは一本の知らせから始まりました。 警察の方 「ご家族の方ですか?じじ(以後、父の仮名とします)さんが突然心肺停止で倒れまして病院に搬送をされました。至急こちらに来て頂けますか?」 「は?え?どういう?え?」 といった感…